与信判断基準をアルヒや業者に共有していた

2020年10月27日

■与信判断基準をアルヒ、アルヒFCに開示

金融機関は融資の抑止力の役割を求められ、厳正な審査をする必要があります。
その際、与信判断の基準を設けています。

これは、顧客の年収に対して融資できる金額や返済比率など融資を通しても問題ないかを確認します。
当然、不正や改ざんを防ぐため金融機関が審査基準を開示することはありません。

しかし、アプラスの調査報告書よると融資判断に重要な審査基準をアルヒ、アルヒFCに開示していたと認めています。
そのため、アルヒ、アルヒFC側はどのくらいの年収なら融資が通るかが簡単にわかってしまう状況になりました。
また、返済比率チェックシートはアプラスの了承を得てアルヒから事業者へと渡されていました。

結果、改ざんや不正が行われ本来融資が下りないはずの顧客が与信は問題ないと判断されるきっかけになりました。
これは誰が改ざんを行なったという問題ではなく、責任の所在を巧妙に分散させて自らの手を汚さずに3者(アプラス・アルヒ・業者)が結託していたといえます。

出典:アプラス <特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ> 2020年4月1日(水)掲載
特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ